ヒューリスティックスとは何か?投資における思考方法

人が複雑な問題解決などのために、何らかの意思決定を行うときに、暗黙のうちに用いている簡便な解法や法則のことを指す。これらは、経験に基づくため、経験則と同義で扱われる。判断に至る時間は早いが、必ずしもそれが正しいわけではなく、判断結果に一定の偏り(バイアス)を含んでいることが多い。

wikipedia 参照

日常において、ヒューリスティックスによる思考は非常に多いです。

例えば外食に出たとして、行列のできている店と、客足が少ない店ではどちらがより美味しい料理を提供してくれるのだろうか?

答えは前者の「行列のできている店」となるでしょう。それはなぜか?


「行列ができているから」という、行列ができている⇒人気⇒美味しいに違いない。といった経験則による判断から答えが導きだされるのです。

ヒューリスティックスとは端的に言ってしまえば、「直感」になります。

今回は投資行為による思考方法として、ヒューリスティックスについて記事にしました。

投資は9割以上ヒューリスティックスを用いる

投資の世界には答えが存在しません。

テクニカルを用いて、どれだけ支えが強いラインがあろうとも、そこで反発する根拠は存在しませんし、一方ファンダメンタルも同様に「悪い情報=株価が下がる」とはならないのです。

ではなにを根拠に取引を行うのか?

それは、直感(ヒューリスティック)の他ありません。

人間が取引するうえで、テクニカルやファンダメンタルを用いたとしても、最終的な判断は論理的思考ではなく、経験則による判断によって取引を行います。

投資の勝率を高めるためには経験をするしかない

売買の判断はヒューリスティックスによるものです。

テクニカルやファンダメンタルは書籍であったり、ネットを利用して調べ、学習することもできますが、ヒューリスティックスは経験に基づき答えをだすため、経験がないと解をだすことができません。

つまり、投資の勝率を高めるためには、トレードを繰り返し経験していく他ありません。

もちろん、テクニカルやファンダメンタルの学習も重要かとは思いますが、裁量トレードでは最終的判断をヒトが行う以上、それは論理的思考ではなくヒューリスティックス(直感)によるものです。

もし今、投資行為を上達する術を探しているのであれば、少額でもとにかくトレードを行い経験を積むことをおすすめします。

なにごとに置いてもそうですが、「経験」ほど貴重な財産はありませんね。

バイアスにより「勘違い」を招く

ヒューリスティックスは直感的に最適解を求めますが、その答えにはバイアス(偏り)が生じます。

投資ではこのバイアスによって「勘違い」をおこしてしまい。失敗に気づくことができずに大損してしまうことが頻繁にあります。

投資に「答え」がないことを忘れてはならない

大前提として、投資に論理的思考から導き出される答えはありません。

一方から見れば答えはAとなり、もう一方から見れば答えはBとなります。

例えいくら経験を深めたとしても、その答えは別の角度から見れば間違いになります。

投資の世界で「自信」を持ってしまうことは大変危険な行為です。


ヒューリスティックスを磨く(勝率を高める)ためには経験を積む他ありませんが、経験を積むごとにバイアス(偏り)が生じていくことも念頭にいれておきましょう。

勘違いが破産へつながる

投資による勝敗を分けるのはヒューリスティックスによるものが殆どだと思われます。

経験則はヒューリスティックスの精度を高めるために必要ですが、過度な経験則は投資では足かせになってしまいます。

当たり前のことですが、昨日は昨日。今日は今日の相場であり、参加者も異なれば世界情勢も異なります。

過去数十年通用してた手法が、明日突然優位性を失うのも当たり前のこと。

過度な経験則によるヒューリスティックスは、自分の判断が誤ってることは決して疑わず、最悪資産を無くしてしまうことになるでしょう。

投資をするうえで多角的な視野を持つことは、とても大切なことです。

経験を深め、ヒューリスティックスによる精度を高めることは大切ですが、バイアスに囚われないよう客観的思考も大切ですね。

まとめ

  • 売買の判断はヒューリスティックスによるもの。
  • 裁量トレードのレベルを高めるには経験を積むしかない。
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