投資を失敗してしまう心理、コンコルドの誤謬とは?

「埋没効果 (sunk cost effect)」の別名であり、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。

wikipedia 参照

投資家にとって「コンコルドの誤謬」はかなり厄介な心理現象です。

投じた資源に応じて正しい判断ができなくなってしまい、損切ができずに失敗へとつながってしまいます。

今回はコンコルドの誤謬について、また回避するための方法を記事にしました。

もったいない精神により判断を誤る

「長期間握ったのだから、利益がでるまで握り続けよう」

「今まで多く投資したのだから、少しでも利益をだそう」

上のような事例に出くわしたことはないでしょうか?これはまさにコンコルドの誤謬で、今までささげた金銭的、時間的投資を惜しみ、本当は損切すべき場面であっても損切ができなくなってしまいます。

この心理は、ささげた投資が多きければ多いほど心理効果も高くなります。


つまり当たり前のように聞こえるかもしれませんが、長時間保有し続けた銘柄、もしくは多額の資産を投じた銘柄を損切する行為というのはかなり難しい行為なのです。

コンコルドの誤謬に逆らうには

現象そのものは、人間が持って生まれた性質ですので逆らうことはできません。

しかし、あらかじめ心理現象が生じないよう工夫することは可能です。

例えば、

  • 心理的苦痛を伴わない資金で投資を行い(少ない資産で投資する)
  • 決められた時間で投資を行い、時間外になれば強制決済する

上記のような方法で心理現象が生じないよう対策することが可能です。

実際に私も、総資産のなかで限られた資産のみを投資にまわし、ポジションはロンドン市場からニューヨーク市場の間にかけてのみ持つようにし、ニューヨーク市場に入った段階で損益に関わらずポジションは閉じるようにしています。

客観的な視野から相場を見る

仮に買いポジションを持っていたとして、損切の判断を迫られたとします。

投じた資金、時間を考慮してしまうと判断を誤ってしまうため、一度自身のポジションを無いものと考えます。

そこで新規に買いポジションを取りたいと思うのであれば、ポジションは握り続けるのが正解になり、反面売りたいと思う、もしくはわからないのであれば今持っているポジションは即座に損切しなければなりません。

自分の投じた資金、時間は一度忘れ客観的な視野から見ることが大切です。

心理現象が生じないように工夫してトレードをするのが、失敗を避けるための一番の方法ですね。

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