投資ノートの正しい書き方とは?間違っているかもしれないあなたの書き方

投資をする上でノート、メモを取る方は多くいるかと思います。

記録を残す目的としては、単純にポートフォリオの管理であったり、または自分の投資傾向を振り返るためにつけたりと様々あるでしょう。

しかし、記録を残すということは相応の時間を割くことにもなりますから、割いた時間に見合った価値のある内容を残さなければなりません。

当たり前のことですが、なんのために残すか理解した上で記録に残さなければそのノートは何の価値もありません。

今回は投資ノートをなぜつけるのか?また意味のないノートの書き方について話します。

ノートを書く理由は「ミスをしないため」

投資は「敗者のゲーム」と呼ばれており、ミスが起因でゲームの勝敗がつきます。

裏を返せば、ミスをしないよう徹底すれば相場に勝てるということです。

ノートをつける理由はただひとつ「投資で利益をだすため」ですから、「ミスをしないため」に投資ノートを書く必要があります。

  • どういった経緯でエントリーしたのか
  • なぜ損切り、利確したのか

この2つのポイントを抑えるだけで投資ノートを書く価値は格段に上がります。

いざノートを見て客観的に捉えたときに気づかされる点が多々あると思います。

当時は冷静に判断してエントリーをしたつもりでも、無理やりな根拠で強引にポジションをとっていたり

はたまた、損切りはためらうのに利食いのスピードだけは早かったりと、投資ノートを取って自分のトレードを客観的に見ることで気づかされる点が必ずでてきます。


ノートを定期的に振り返り、自分がどういったミスをしがちなのか研究し、ミスをしないよう改善していくことが相場で勝つための近道です。

損益を書くことに意味はない

もしあなたが、損益だけを記す収益ノートを日々書いてるのであれば今すぐにやめてください

損益だけであれば、わざわざノートを見直さなくても使用してる証券口座のサイトからWeb上で簡単に、もしかするとノート以上にわかりやすく確認できると思います。

記録を残す目的は損益の管理がメインではなく、あくまでも今後自分が投資で利益を積み上げ、相場の世界で勝ち残っていくために必要なものです。

投資ノートは損益の結果を書き記すためのものではなく、過去のトレードを次のトレードにつなげるためのノートです。

損益管理は証券会社さんに任せて、トレード改善のために投資ノートを書きましょう。

人の記憶は都合が良い「ピーク・エンドの法則」

人は経験の良し悪しをピーク時と終わりで判断する

行動経済学に「ピーク・エンドの法則」と呼ばれるものがあります。

私たちは経験の良し悪しを、その出来事の絶頂期(ピーク)終末期(終わり)で判断します。

経験の記憶が失われることはありませんが、その経験の中で一番幸福感を感じた、もしくは辛かった記憶、そしてその経験がどのような結末を迎えたかによって良し悪しが決まります。

終わり良ければ全てよしとはこのことで、ピーク時の苦痛よりも結果の幸福が上回ればその経験は「良い経験であった」と判断されてしまうのです。

ノートをつけることで正しい判断ができる

1つのポジションの中にも、必ずいくつかの経験があります。

例えばリスクを大きくとりすぎてしまい、大きな含み損を抱えてしまった時にはかなりの苦痛を伴い、「もうこんなトレードはしない」と考えることもあるかもしれません。

しかし結果、そのポジションで利益をだすことができれば、「リスクをとったことは正解だった」と判断してしまうのです。

あくまで1つの例ですが、この「リスクをとることは正解」といった経験値が大きな足かせになってしまい、ミストレードを誘発してしまう場合もあるのです。

このようなミスを防ぐために投資ノートをとることは非情に有効的であり、トレードの結果だけではなく、「含み損」「含み益」を抱えてるときの状態を書き記すことも大切です。

ノートをつけることで、「たまたま利益をだせたけど、あのトレードは過ちであった」と正しい判断を下せるときもあります。

終わりに

投資ノートは損益を書くものではなく、次のトレードでミスをしないために書くものです。

また、始まりと終わりだけを書くのではなく、トレードの中間地点も書くと尚良いです。

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