投資家にとって致命的な心理「確証バイアス」とは?

確証バイアスとは、思い込みにより答えを固執し他の可能性を排除してしまうことです。

5・・10・・15

と数字が並んでたとして、次に浮かべる数字は大多数の方が「20」と答えるかもしれません。

なぜ20なのか?それは「5の倍数で規則正しく数字が並んでる」と脳が法則を見つけ出し答えを固執してるからです。

次の数字は16かもしれませんし、1000、あるいは0かもしれません。

このように直感で答えに固執してしまう事象を「確証バイアス」と呼びます。

確証バイアスによって投資家は損をする

人は日頃の生活の中、いろいろな場面でバイアスに囚われ生活しています。

しかし、投資をする上でこの「確証バイアス」は非情に厄介な心理作用です。

相場は終わることなく上昇することもあれば、突如今までの上昇を帳消しにしてしまうぐらいの下落をすることもあります。

バイアスに囚われたたまま相場に臨んでしまうと、相場が自分の意中を外れたときに正しい対処ができなくなってしまいます。

一番よく耳にする典型的な例だと、値ごろ感によるバイアス。

例として為替のドル円が110円を天井にラインを形成してたとします、そこで110円をタッチしたので売り。

しかし、ドル高が止まらず111円、112・・113円と上昇。

ここでバイアスに囚われてしまっていると、何の根拠もないのに「上昇しすぎ」「そろそろ下がるだろう」と決めつけてしまいます。

ドルの価値に上限は設けられてないのに、過去の相場から思い込み、決めつけてしまうのです。

そこでプロスペクト理論に則り、損失の許容を超えたときに「このまま上昇は止まらないんじゃないか?」と危機感を覚えて初めてバイアスから解放され、損切りを決断します。

確証バイアスは時に、投資家として正常な判断を阻害する心理作用なのです。

多角的に視野を持つことが大切

投資の中でポジションを持つ時、なにかしらの法則に基づいてポジションを取っていると思います。

相場にそもそも正しい法則は存在しないので、全てのポジションが思い込み、確証バイアスによるポジションであることが言えます。

投資家である以上、バイアスに囚われず多角的に視野を持つことが大切です。

予想通りにチャートが動くイメージだけでなく、いくつもの予想外のケースを想定しそのチャートの動きをしたときに「その時どう行動するのか」をあらかじめ備えておくことでバイアスに囚われずトレードをすることができます。

日頃の生活の中でも、何もかも先入観に囚われずに様々な視野から物事を捉えることが大切ですね

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