認知バイアスによる落とし穴!FX・投資で失敗しないためには?

認知バイアス(にんちバイアス、英: cognitive bias)とは、認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題である。転じて認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪める。

Wikipedioa 参照

認知バイアスとは、端的に言ってしまえば「先入観」であり、誤った情報を鵜呑みにしてしまったり、もしくは固定観念により、物事を「そうであろう」と判断することです。

実は私たち人間は、常日頃認知バイアスによって、非合理的な判断を下しています。

認知バイアスの中の1つに「確証バイアス」があります。

典型例としてよく挙げられるのが血液型です。

「A型は几帳面」「B型はマイペース」「O型はおおらか」「AB型は変わり者」

といった話をよく耳にしないでしょうか?科学的根拠は一切ないのにも関わらず、血液型占い等によって当てはまる事象だけを集めあたかもそれが真実かのように決めつけてしまいます。

上記が認知バイアスの一種、確証バイアスの典型例です。

このように認知バイアスは様々な面で私たちに非合理的な判断を下せています。

今回は「認知バイアス」が投資家にとってどのような影響を及ぼすのか、また失敗しないためにはどうすればいいのかを記事にしました。

認知バイアスは判断を誤る原因

認知バイアスは投資家にとって、判断を誤る原因となります。

例えば、以下の例が挙げられます。

  • 損切が遅れてしまう
  • チキン利食いをしてしまう
  • 想定外のポジションを持ってしまう

それぞれ、外部要因からくる自分にとって都合の良い情報であったり、または自身の経験からくるものによりバイアス(偏り)が強くなり思い込みにより判断してしまうものです。

思い込みが判断を誤らせる

どのような思い込みが判断を誤らせるのでしょうか。

外部要因からであればTwitterなどのSNS、またはブログ。
界隈で有名な人が自分が持っているポジションに対してポジティブなトークをすれば強きになり、反面ネガティブなトークをされると自信を無くしポジションを閉じてしまう。

このように「この人が言ってるから」と、非合理的な判断をくだしてしまうのが認知バイアスによる働きです。

著名人の発言を元にトレードを行う、ミラートレードをする等のルールに則ったものであれば全く問題ありませんが、上記例のように、何かしらの外部要因により判断を誤り、自身のトレードの根拠が芯を持たないものになってしまう場合があります。

認知バイアスは都合の良い情報は好み、都合が悪い情報は嫌う傾向があります。


バイアスに掛からないよう注意していても、私たち人間は何かしらのバイアスに掛かり判断を誤ってしまうことがしばしばあるのです。

様々な認知バイアスが足かせになる

認知バイアスは様々な観点から分離され、冒頭で挙げた「確証バイアス」もそのうちの1つです。

投資家にとって様々な認知バイアスが悪い方向に働き、トレードするうえで非常に重たい足かせになっています。

複数あるバイアスのなかで、「確証バイアス」「アンカリング効果」について例を挙げさせていただきます。

確証バイアス

確証バイアスとは、自己の先入観により物事を決めつけること。
さらに都合の良い情報を集め、都合が悪い情報は切り捨て、自己の先入観による事象をさらに過大評価してしまうことです。

具体例としては「値頃トレード」が挙げられます。

「上がりすぎだから、売ろう」と合理的な根拠がなにもないのにそのように判断し、過去付けていた高値を勝手に天井と判断します。

この際、都合が悪い情報、「さらに上がる可能性」というのは一切懸念しないのです。

相場に現れるレンジ相場は、投資家たちによる確証バイアスの現れと言っても過言ではないかもしれません。

レンジを抜けると、「さらに上がる可能性」を懸念していなかった者たちが慌てて損切をし、相場は更に上昇していきます。

そして再び値頃トレードによって売りが入り、再び上昇、損切を繰り返しトレンドは形成されていきます。

アンカリング効果

アンカリング効果とは、「アンカー」と呼ばれる基準を基に物事の評価をします。

トレードにおいては、価格がアンカーになることが多いと思います。

アンカリング効果が及ぼす悪影響としての典型例は、「建値を基準として評価してしまうこと」です。

新規にポジションを建てる際には建値の考慮はもちろんありません。

しかしポジションを決済する際には、建値を基準に評価するケースが多いです。


「〇〇pips超えたら、損切しよう、利食いしよう」

損切、利食いとは、新規で逆ポジションを持つことですが、アンカリング効果が働いてしまうと建値を基準に判断してしまうため、誤った判断を下す可能性があります。

損切り、利益確定時は逆ポジションを持つことと同義ですから、正しい判断なのか1度踏みとどまるようにしましょう。

認知バイアスに対処する方法

認知バイアスは人間が根本的に持ち合わせている性質なので、対処はかなり難しいです。

バイアスを回避しようとした結果、別のバイアスにはまってしまう可能性もありますから、バイアスによる行動をすべて防ぐのはほぼ不可能と言ってもいいでしょう。

以下に認知バイアスに対処する方法を挙げます。

  • 外部的要因を排除(TwitterなどのSNS)する
  • 常に新規ポジションを持つ考え方をする
    マイルールを作る
  • トレード日記を付ける

完全に防ぐことはできませんが、以上の方法で認知バイアスを多少回避することは可能です。

特にマイルールを厳守するといった方法はバイアスを回避するために最も有効であるかと思います。

認知バイアスに対する知識を深めること自体も、バイアスに対処する方法として有効ですね。

まとめ

  • トレードにおいて、認知バイアスによって下される判断は多い
  • 認知バイアスを完全に排除するのは困難だが、対処は可能
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