集中力を各段にあげる法則「締め切り効果」とは?【行動経済学】

日々の中で、集中力というものは非常に大切なものです。

仕事面においてはもちろん生産性を高めることに繋がりますし、生活のなかでも1つ1つに集中してメリハリをつけることでそれぞれのパフォーマンスを高めることに繋がります。

そんな集中力ですが、人は時間に余裕のない状態に追い込まれると各段に集中力が向上する傾向があります。

このことを行動経済学では「締め切り効果」と呼びます。

今回は、締め切り効果について、日常の中で集中力を向上させるためにどうすればよいのかについて記事にさせていただきました。

時間に余裕の無い状態が、集中力を向上させる

人は締め切り日時を与えられると、当然のことですがそれに間に合わせるよう頑張るものです。

特別意識しなくとも、時間に余裕の無い状態が無意識に集中力を向上させます。

例えば夏休みの宿題は一か月後が締め切りになりますが、あまり集中できずダラダラとやってしまった方も多いのではないでしょうか?

ところが、毎日だされる宿題であれば締め切り日時は帰宅してから朝学校に向かうまでの間しかありません。

この状況であれば人は、宿題に集中して取り組み、終わるまで勉強に集中することができます。

締め切り効果を実証する実験

行動経済学の教授、ダン・アリエリーらは締め切り効果を確かめるべく実験を行いました。

方法としては対象者の大学生に3週間で3本のレポートを校正する仕事を与え、また以下のような条件の違うグループにわけ仕事を行わせました。

  • A:3週間後に3本まとめて提出するグループ
  • B:1週間ごとに1本ずつ提出するグループ
  • C:自分で締め切りを提出するグループ

実験の結果、Aグループは「84分」、Bグループは「51分」またCグループは両グループの中間という結果になりました。

このことからり、人は厳しい締め切りを科すことで生産性が高まることが実証されました。

締め切り効果を使った、集中力を高める方法

締め切り効果を効果的に使うことで、自己の集中力を高め、仕事、生活面においても生産性を高めることができます。

締め切り効果を利用するためには、自身に厳しい締め切りを科すことが大切です。

例えばどんな仕事にも必ず目標があり、人はその目標に沿ってどうすればいいか考え行動していきます。

しかし、この目標というものが先のものであればあるほど、1日の内容は薄くなってしまい集中力を欠いて生産性が低い結果になってしまいます。

締め切り効果を利用した具体的な目標の設定方法は以下のようなものになります。

  • 大目標を決め、そこから中目標、小目標と分けていく。
  • 1カ月単位から、1週間、1日と細分化していく。
    1日から1時間単位へ細分化し、更に前の1時間を超えれるようにと条件を付けくわえる。

このように、目標に向けた行動をあらかじめ細分化し、要所に締め切りを設けることで自己の集中力をコントロールし生産性を高めることが可能です。

私自身行っている方法としては、1時間おきにタイマーをセットし、時間に余計過敏にするようにし集中力をコントロールしています。

最後に

今回は自分の集中力を高める方法として、「締め切り効果」について記事にさせていただきました。

近年特にテレワークが主流になる世の中では、在宅ワークする機会も多く、そんな時仕事に集中できずに困っている方も多いと思います。

そんなときは是非、締め切り効果を利用し、自分の集中力をコントロールし生産性の向上を図ってみてはいかがでしょうか。

参考書籍

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