【投資初心者】ドルコスト平均法とは?リスクが低い優れた手法?

投資を始め手法を模索するなかで、必ず「ドルコスト平均法」というものが候補に挙がります。おそらくこのページにたどり着いた方も、手法について調べ、その手法は勝てるのか?また負けてしまうのか?を解決したい一心でしょう。

ドルコスト平均法が話に挙がる際は、大体の場合はリスクを低減して投資ができる優れた手法としてだされます。特に人は極端にリスクを嫌う傾向にあり、こういった手法を好んで使う傾向にあります。

ドルコスト平均法は確かにリスクを軽減する効果は期待できますが、だからといって優れた手法とは限りません。

では、今回はドルコスト平均法について簡単に説明し、またなぜドルコスト平均法が優れた手法と限らないのか?について話させていただきます。

ドルコスト平均法はどんな手法?

今回のテーマになるドルコスト平均法は実際にどのような手法なのでしょうか?平均法なんて聞こえから、複雑そうな手法に一見感じてしまいますが、手法としては非常に単純なものになります。

やり方としては、一定の金額を定期的に投資する手法です。例えば、100万円分の株式を購入する場合は1度に購入するのではなく、10万円分の株式を10回にわけて時期をずらして購入するのがドルコスト平均法です。

これを行うことによって、万が一購入後株価が暴落しても数回にわけて購入することによって平均建値を下げ高値掴みを防ぐ、いわばリスクを低くすることができるのです。

実際にも投資信託等の積み立てで活用されていて、長期投資であればドルコスト平均法が一番優れていると一般的には言われています。

しかし、冒頭でも話しましたがドルコスト平均法はリスク軽減は期待できますが、優れた手法とも限りません。

リスクが低い=優れた手法ではない

投資行為というものはリターンの裏にはリスクが隠れ、リターンを大きくしようとすれば必ず伴ってリスクが肥大化する傾向にあります。

ドルコスト平均法はリスクを軽減する手法です。つまりは、リターンを下げてしまう(機会損失してしまう)手法とも言えるのです。

下落相場でわけて購入できれば、購入総数は増えますが、上昇相場であれば初めに1回で購入できていればより多くのリターンを得られていた結果になりますよね。

本来合理的であれば、下落する恐れがあるのであればそこでエントリーすることは間違ってますし、上昇する確信があれば、資産を投じてリスクを背負うべきなのです。

購入時にはそれなりの根拠があるはずですから、エントリーを複数回にわけるのは不自然な話になってしまいますね。

心理的負担を減らす手法として非常に有効

リスクを軽減できるが優れた手法とは呼べないとドルコスト平均法を話させていただきましたが、心理的負担を減らす意味合いでは最も優れた手法と呼んでもいいかもしれません。

日々のトレードの中で、最も精神に負担をかけるのは購入時と決済時です。購入の際は目まぐるしく動く相場を前に今しかチャンスはないかもしれないと焦り、また決済時にはここが天井になるかもしれないと判断を鈍らせます。

ここでドルコスト平均法が活きるのです。購入を分けることでタイミングを定めることの負担を減らし、また決済もわけることで、機会損失や、底で損切りをしてしまう恐れを失くすことができます。

人は、トレードの際は論理的思考の間違いではなく、心理的判断から投資を誤ってしまうケースが非常に多いです。そういった観点から見るのであれば、心理的負担を軽減できるドルコスト平均法は優れた手法と呼べるかもしれません。

利益第一で考えればドルコスト平均法は合理的ではありませんが、心理的負担を減らすことで結果的に利益が増えるかもしれませんね。

最後に

今回は投資初心者の方が必ず通るであろう、ドルコスト平均法について話させていただきました。決してリターンを大きくすることのできる手法ではありませんが、複数回にわけることで精神的負担を軽減する効果が期待できます。

特に初心者の方は心理的要素から大きな失敗をして、そのまま投資を辞めてしまうケースもよくあるかと思います。もしトレードで上手くいかないのであれば、心理面にフォーカスをあてて手法を見直してみてはいかがでしょうか。

参考文献

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