FXでファンダメンタルズ分析は意味があるのか?無いのか?

FXで取引を行う際、必ず何かしらの根拠をもって売買を行うことになります。

チャートから法則性を見つけ出して分析するテクニカル分析、政治状況から動向を分析するファンダメンタルズ分析の2つに別れます。

今回はファンダメンタルズ分析がFXで取引する際に優位性があるのか?または無いのか?について記事にさせていただきました。

ファンダメンタルズ分析のみで勝つことは難しい

結論から言ってしまうと、FXはファンダメンタルズ分析のみでは難しいと一般的には言われています。

今回とある検証のために、3枚のチャート画像を用意させていただきました。

では、早速ですが下記3枚の画像をご覧ください。

1枚目の画像では値動きが荒く、乱高下しており終盤にかけて緩やかに上昇しています。

続いて2枚目の画像では上昇するも終盤にかけ値戻しし、3枚目では非常に強いトレンドが発生しています。

実は、これら3枚ともプログラムで乱数をグラフ化したのみであり実際は存在しないチャートです。

乱数で作られたこちらのチャートですが、実際の為替相場ともなんら変わりなく、レンジ、トレンドが発生しており、またそれぞれ抵抗線が存在することもわかるかと思います。

このことから、FXのチャートの値動きはランダム要素が非常に強いということが言えますね。
(値動きが予測できないことをランダムウォーク理論と言います)

チャートは市場参加者の心理によって作られている

FXのチャートはランダム要素が非常に高く予想することが困難なものとなっています。

しかし、相場が実際に動く原因は人が売買することで、売買の比重が傾き値段が上がったり下がったりを繰り返しています。

予測が難しい為替の値動きですが、人が売買する比重を予測できれば売りに傾くのか買いに傾くのかを予測することはできます。

では、ファンダメンタルズ分析によってどちらに注文が偏るのか?は予測可能なのでしょうか。

答えとしてはやはり難しく、理由としては社会情勢によって価格が動くのではなく、社会情勢を評価、チャートをテクニカル分析によって評価した市場参加者たちの心理によって注文は偏ります。

社会情勢がポジティブなものであっても価格が上がるとは限らず、参加者の心理が売りに偏れば価格は下がってしまうのです。

つまり、ファンダメンタルズ分析での為替相場予想は難しいですが、群集心理を読み解くことができれば値動きを予想することは可能です。

情報伝達が早い現代社会では、情勢はすべて織り込み済みになってしまう場合が多く、群集心理をファンダメンタルズ分析から読み解くことも難しいですね。

テクニカル分析であれば注文の偏りを予測することが容易であり、ファンダメンタルズ以上に群集心理を予測することができますね。

サプライズがあればファンダメンタルズによって動く

FXの相場はランダム要素が非常に高く、値動きをファンダメンタルズ分析で予測することは困難といえます。

ファンダメンタルズ分析が有効でない理由としては、ネット社会により情報がすぐに伝達され、即座に相場に織り込まれてしまうためです。

全世界が注目する米雇用統計でも昔ほどの値動きは無く、例え悪材料となっても発表前に織り込まれてしまうため相場の値動きは少なく反応が無い場合が殆どです。

しかし、事前情報が全く無い場合は別で、突如悪材料が発表されれば売りは集中し一気に価格を下げる場合もあります。

サプライズ材料があった際はトレンドが長期継続する場合が多く、唯一ファンダメンタルズ分析が有効的になる局面とも言えます。

サプライズな材料としては、短期で解決できない悪材料の場合が多く、例としては直近のコロナ騒動、またイギリスのEU離脱問題等があり、解決見込みがないためトレンドが長期化する傾向があります。

最後に

今回はファンダメンタルズ分析がFXで有効性があるのかについて記事にさせていただきました。

結果としては、情報伝達が早い時代、またチャートはランダムウォークの性質を持っていることからファンダメンタルズ分析での為替予想は難しいという結論です。

しかし、大局としてはファンダメンタルズが活きてる場合も多く、決して軽視はせずにトレードをしていくことが重要ですね。

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