FXの基礎!法定通貨の種類、そしてそれぞれの特徴 その1

法定通貨とは、円や米ドルのように法律によって定められた通貨のことを指します。

FXでは国によって定められた通貨を国際間で取引し、売買時の差額によって利益をだしていきます。

法定通貨にどのような種類があり、またどんな特徴があるかはご存知でしょうか。

トレードにおいて「わからないもの」に投資をすることはギャンブルと同義になってしまいます。

つまり、FXトレーダーにとって法定通貨の種類、また特徴を学ぶことは基礎中の基礎ということになります。

今回は前編、後編にわけて主要通貨の種類、またそれぞれの特徴に関して記事にしました。

前編では、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンドについて解説します。

日本円(JPY)

ユーロ、ドルに次いで流通量の多い通貨であり、日本円をペアとして通貨も多いため、FXでトレードをする機会は非常に多いかと思います。

日本円は、日本の経済が安定していること、また低インフレが継続していることから、「安全資産」としての需要が高い通貨です。

安全資産として需要が高い

日本円は安全資産としての需要が高く、市場が安定している局面では円を売り高リスクな通貨を買うような傾向が強く、一方市場が不安定になると逆に円を買い、高金利通貨は売る傾向にあります。

「円安」「円高」の2言で現わせるように、市場の状態は円安、円高のどちらかで判断することが可能で、円が安ければリスクオン(市場は安定している)、円が高ければリスクオフ(市場は不安定)と判断することができます。

日本円の動きを見ることで、市場の状態を把握できることから、日本円の動向を確認することはFXトレーダーにおいて必須の行動と言えます。

日本円の動きを把握するだけで、市場の動向がわかりますね。

米ドル(USD)

米ドルの最大の特徴としては、「世界最大の基軸通貨」であるということです。

流通量が多いゆえに、ドル基軸の通貨は値動きが安定している傾向にあり、トレンドも継続しやすい傾向にあります。

米ドルを扱ううえで最も注意しなくてはならないのが、金融政策による値動きです。

流通量が多く安定しているが、金融政策により乱高下する

米ドルは流通量が最も多い通貨のため、重要指標とされる、雇用統計は世界中の誰もが注目する指標になります。

特徴として、トレンドが形成され続けやすい米ドルですが、指標次第では一変し相場の状況が全く変わってしまうことは日常茶飯事です。

また米ドルは、為替市場にとどまらず、株を購入するための通貨としても多く用いられるため米ドルの動きが株価に影響を及ぼすこと、逆に株価が米ドルの価格に影響を及ぼすこともあるので要注意です。

世界を代表する通貨ですから、米ドルの動きを握ることは為替市場全体の動向を把握するに等しいこととも言えますね。

ユーロ(EUR)

ユーロは取引量が米ドルに次いで、世界で2番目に取引量が多い通貨です。

通貨の特徴としては米ドルや日本のように、1つの国によって定められた通貨ではなく、ヨーロッパ諸国が欧州連合(EU)を結び各国の通貨を統合してできた通貨ということです。

ユーロ圏の各国の情勢がユーロの価格を左右する

ユーロの特徴としては、ユーロ圏(ユーロを導入し、金融政策をECBに委ねている各国)の各国の情勢がユーロの価格に影響を及ぼすことです。

例えば、ユーロ圏の中で情勢が良好な国があったとしても、一方情勢が芳しくない国があれば相殺されてしまうということです。

少し複雑な通貨ですが、米ドルに次いで取引量が多い通貨ですから、ユーロについて知識を深めることは大きな武器になるはずです。

ユーロ/ドルは世界で一番取引量が多いペアのため、ユーロ/ドルのチャートを確認すれば、ドルを買いか、売りか等の判断も可能ですね。

英ポンド(GBP)

英ポンドはもともと世界を代表する基軸通貨ですが、英国経済の衰退とともに流通量は減っていきました。

しかし現在でも、世界で取引量が4番目に多い通貨であり、主要通貨の1つになります。

英ポンドは流通量が少なく、1単位の単価も高いため投機対象となる傾向があります。

値動きが荒く、リスキーな通貨

英ポンドは流通量が少ないため、米ドルやユーロ等の流通量の多い通貨と比べ、わずかな取引で大きく上下する特徴があります。

特に欧州、NY市場では1日に100pips以上動くこともしばしばあり、「殺人通貨」なんて名称もつけられるほどです。

取引する際は、あらかじめリスクを限定的にすることが大切ですね。

英ポンドは突発的な指標で数十pips動くことが当たり前なので要注意です。

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