マリッジブルーはなぜ起きるのか?解釈レベル理論とは【行動経済学】

結婚が決まってから、迷いや焦りなどの不安が募ってしまい情緒不安になってしまう現象を「マリッジブルー」と言いますが、マリッジブルーはそもそもなぜ起きてしまうのでしょうか?

マリッジブルーを引き起こす原因としては行動経済学での「解釈レベル理論」が深く関わっていると考えられます。

では今回は、解釈レベル理論について解説させていただこうかと思います。

マリッジブルーを引き起こす原因

結婚を目前に不安定になるマリッジブルーですが、実際にどれ程の割合で経験をしているのでしょうか?

実際に女性情報誌「ゼクシィ」が2010年に行った調査結果では女性が76%、男性が48%の割合でマリッジブルーを経験しているという非常に高い結果がでています。

行動経済学の観点から、マリッジブルーは「解釈レベル理論」が深く関わっていると考えられます。

では、解釈レベル理論とはいったい何なのでしょうか?

解釈レベル理論とはなにか?

解釈レベル理論とは、時間の変化につれて判断や評価が変わる心理的バイアスです。

人は、時間的に遠い対象に対しては抽象的、まだ特徴的な点に注目し、時間的に近い対象にはより具体的で、細かい部分に注目する傾向があります。

物事を計画するとき、当初は抽象的でぼんやりとした全体像を思い浮かべますが、時間的に近づくにつれ、細かい問題点などを気にしだすようになります。

この心理傾向が、マリッジブルーの原因になってしまうのです。

結婚までの期間が人をマリッジブルーに陥れる

結婚を決めた時点、つまりプロポーズから結婚に至るまでは差はありますが1年程は要するかと思います。

結婚を決めた時点では時間的に遠いため、結婚に対するイメージは抽象的でぼんやりとしたもので浮かべます。

しかし、結婚に近づくにつれて、式に関する費用や準備、また結婚に伴い変化する細かい点にイメージが集中し、当然ストレスも増えていきます。


そしてマリッジブルーになってしまうのです。

解釈レベル理論によって、結婚に対する初期のイメージと、近づくにつれ変化するイメージのギャップ差がマリッジブルーを生んでしまうんですね。

解釈レベル理論の克服(マリッジブルーにならないために)

マリッジブルーにならないために、解釈レベル理論はどのように克服すればいいのでしょうか?

結論は、先に細かい部分、具体的な部分に着目することです。

解釈レベル理論は、時間的に遠ければ遠いほど抽象的に見えてしまい、また近づけば近づくほど具体的に見えてきます。

この具体的に見えてくる部分が精神的負荷をかけ、結果ストレスからマリッジブルーに陥ってしまうのです。

であれば、初めから細かい部分や具体的な部分に着目することで、後々うまれる結婚に対するイメージのギャップ差によるストレスを軽減することができますからマリッジブルーを避けることができます。

最後に

今回は解釈レベル理論について、マリッジブルーを例に記事にさせていただきました。

結婚以外にも解釈レベル理論によって大事な部分が見えていない場合が多数あります。

漠然とした部分だけを見て評価するのではなく、具体的な部分にも初期の段階から着目し物事を捉えれるように意識して過ごしていきましょう。

参考書籍

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